糖尿病の検査|江戸川橋駅前内科・甲状腺クリニック|江戸川橋駅の内科・甲状腺の内科・糖尿病内科

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糖尿病の検査

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糖尿病の検査

糖尿病が疑われる場合、まず検査を行います。内容としては、血液検査や経口糖負荷試験などによる慢性高血糖の確認をはじめ、現在みられる症状、臨床所見、合併症及びその進行の有無、家族歴、体重歴などを参考にして医師が総合的に判断します。なお、糖尿病は初期のうちは自覚症状がないことから、患者さんの病状を把握するために血糖やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の値を定期的に検査していく必要があります。

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糖尿病を診断するための検査項目

血糖値

糖尿病は特に初期の頃は自覚症状がほとんどないため、糖尿病の可能性がないかを確認するための検査項目です。健康診断では、朝食前の空腹時血糖で検査を行うことが一般的ですが、糖尿病の初期段階では空腹時血糖は通常通りでも、食後に急激な血糖上昇(「血糖値スパイク」といいます)が見られるケースが多くあるため、複数回に分けて血糖値の測定を行います。血糖値は測定のタイミングによって、大きく以下のように呼ばれます。

  1. 空腹時血糖:正確には最後の食事から10時間以上経った状態で測定をした血糖値のことですが、一般的には検査当日に朝食を抜いた状態で測定したものを指します。
  2. 随時血糖:食事とは無関係に測定した血糖値のこと。

HbA1c値

過去1~2か月間の血糖状態(過去1~2か月間の血糖の平均値)を遡って調べる検査です。血糖値と同様、採血によって測定します。

経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)

空腹時や随時の血糖値の測定だけでは診断が難しい場合に、経口ブドウ糖負荷試験という検査を行って糖尿病の可能性がないかを確認します。
経口ブドウ糖負荷試験は、まず空腹時に75gのブドウ糖を含んだ微炭酸水(日本人の平均的な食事1回分に相当)を飲み、以降30分後・1時間後・2時間後(場合によっては3時間後も)に血糖値などを測定します。

糖尿病合併症を診断するための検査項目

動脈硬化の検査

糖尿病では動脈硬化の進行が様々な病変を引き起こします。糖尿病によって血管がどれだけ傷んでいるかの検査です。血管年齢(血管の硬さ)や下肢の動脈が狭くなっていないか、閉塞していないかを調べます。また、超音波診断装置を使用し、頸動脈の壁の厚さ(IMT)やプラークというコレステロールの塊が無いかを調べます。

腎臓の検査

糖尿病腎症の進行度合いを確認するために血液検査、尿検査を定期的に行います。糖尿病によって腎臓がダメージを受けると尿中に、最初はサイズの小さなアルブミン(微量アルブミン尿)、次第にサイズの大きなたんぱく質(たんぱく尿)が漏れ出るようになり、尿たんぱく陽性になります。尿中微量アルブミンを測定することで糖尿病腎症を早期に発見することができます(稀に、腎臓の動脈硬化性病変の進展によるタイプの腎機能障害(腎硬化症)が主で、タンパク尿が認められずに腎不全に至る糖尿病性腎症も存在します)。

神経の検査

糖尿病によって足先のしびれ、痛み、こむらがえりといった症状が出る場合があります。糖尿病神経障害が起きていないかを確認するために、下肢腱反射や知覚検査を行います。

足病変の検査

糖尿病によって神経障害や動脈硬化が進行している人は、火傷や靴づれや小さい足の傷から感染を起こして足に潰瘍や壊疽を起こしてしまう場合があります。末梢神経が障害されることでちょっとした傷や痛みに気づかなくなってしまうということもあり、重症化した後に気づいて下肢の切断に至ることもあります。足の状態の観察を行い(自分でも入浴時に足を見ましょう)、こまめにケアを行うこと(フットケアといいます)が非常に大切です。

目の検査

糖尿病網膜症が進行していないかを確認するための検査です。眼科にて眼底検査を行い、進行状況を確認します。糖尿病治療開始時に既に進行した網膜症が存在する場合、急激な血糖コントロールがかえって網膜症を悪化させるため、初診時に網膜症の有無を確認することが必要です。また初期の段階で網膜症を発見するためにも、定期的に眼科を受診することが大切です。当院では速やかに連携施設をご紹介させていただきます。

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