予防接種
予防接種
季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。流行に先駆けて、毎年、10月上旬くらいから接種が始まります。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。
平成26年(2014年)10月1日から高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種が始まっています。
2023年度までは、該当する年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方と、60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方は定期接種の対象となります。ただし、すでに「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を接種したことがある方は、対象とはなりませんのでご了承ください。
帯状疱疹とは、強い痛みとともに水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に出現し、3週間~4週間ほど続く病気です。また罹患後は一定の確率で帯状疱疹後神経痛と呼ばれる後遺症が残ることがあり、この後遺症は半年~最大で10年以上も痛みが続く場合もあります。
帯状疱疹は子どもの頃にかかることが多い「水ぼうそう」と同じウイルスによって発症しますが、子どもの頃に水ぼうそうにかかっていたとしても、年齢を重ねることで免疫が失われていることが多くあります。
50歳以上になると帯状疱疹の発症リスクが高くなると言われていて80歳までに3人に1人が経験すると推測されています。
予防接種を打つことで帯状疱疹を予防しましょう。
料金 | 7,700円 |
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持続期間 | 5年程度 |
有効性 | 50%~70% |
料金 | 22,000円×2回 |
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持続期間 | 10年前後 |
有効性 | 90%~97%以上 |
なおお住まいの自治体より、ワクチン接種に対して助成が出る場合があります。
新宿区にお住まいの方は、水痘ワクチンの場合は4,000円/回、シングリックスの場合は10,000円/回(最大2回)の助成が出ますので、ぜひご活用ください。